入れ歯の修理が必要になったら

食事をする義歯使用者
食事をする義歯使用者

入れ歯は通常3年程度持ちますが 、その間には修理が必要になることもあります。入れ歯が壊れた場合や、顔や顎の自然変化で緩くなってきた場合、自分で修理を試みるのではなく、かかりつけの歯科医に連絡して、入れ歯の修理について相談するとよいでしょう。

入れ歯の修理が必要になったら

入れ歯が壊れてしまったり、少し緩くなったと感じたりするようになったら、できるだけ早く修理してもらいましょう。入れ歯の修理には、リライン(裏装)やリベース(改床)などの選択肢があります。

入れ歯のリラインとは、アクリル樹脂を入れ歯の床部分に加えて、適合性を高めることをいいます。場合によっては、印象を再度採得したり、お口に合わせて再度調整したりする必要があります。

入れ歯のリベースにも印象が必要です。これは最適な適合を得るために、入れ歯の床を最初から作り直すことが目的です。

入れ歯のお手入れ

良い習慣を身につけることが入れ歯を良好な状態に保ちます。入れ歯の見た目と装着感を保つために、簡単なコツをいくつかご紹介します。

  • 入れ歯の見た目と快適さを最善の状態に保つために、お手入れのタイミングは、自然歯と同じように毎食後に行います。
  • 毎日の入れ歯のお手入れに、やわらかい歯ブラシと適切な入れ歯洗浄剤を使用します。
  • 日頃の錠剤によるケア以外に、入れ歯専用のハミガキ粉や泡タイプ洗浄を使うとよいでしょう入れ歯の硬さは自然歯の約10分の1(GSK調べ)なので、特別なお手入れが必要です。入れ歯用ハミガキや泡タイプ洗浄は、普通のハミガキに配合される研磨材が無配合で、入れ歯を優しく洗い上げます。
  • 歯グキを休めるために、夜は入れ歯を外して適切な場所に保管します。*
  • やわらかいタオルやボウルを下に置いて入れ歯を洗浄すると、誤って落とした場合でも入れ歯を破損しないですみます。
  • お口の衛生状態や入れ歯のお手入れについて、かかりつけの歯科医や歯科技工士に定期的にチェックしてもらうようにします。歯科医や歯科技工士は、入れ歯の状態に目を配り、必要なサポートをしてくれます。
  • 入れ歯の装着感の変化に気を配ります。入れ歯が以前のようにぴったり合っていないと感じる場合には、かかりつけの歯科医に相談しましょう。

*かかりつけの歯科医から夜もつけるよう言われている方は歯科医の指示に従ってください

よく言われるように、予防は治療に勝ります。入れ歯を適切にお手入れすれば、将来修理が必要になるリスクが下がります。しかし、入れ歯が壊れたり、以前のように合わなくなったりしていることに気付いたら、適切なアドバイスをもらって修理しましょう。入れ歯が最良の状態に保たれていれば、気持ちにゆとりが生まれます。