入れ歯の使用方法

孫と遊ぶ義歯使用者
孫と遊ぶ義歯使用者

入れ歯の使用を開始するまでは、調整前、調整中、調整後にどんなことが起こるのか、疑問点がいくつもあることでしょう。このガイドは、入れ歯を作製する各段階でどのようなことが起こるのかを知っていただくためにまとめました。

入れ歯の適合

最初のステップは、歯ぐきの正確な印象を採得するために、印象材で口腔内の型を取ることです。入れ歯を作った後の段階では、入れ歯がぴったりと適合し、あなたに完璧に合っていることを確認します。最終的に入れ歯を調整する前に、試適用の入れ歯をロウで作製します 。試適用の入れ歯の色や装着感について吟味するのはこの段階です。

総入れ歯は、上下の歯をすべて抜歯する必要がある場合に適しており、歯ぐきと顎の骨の形にぴったり合わせます。

部分入れ歯は、残った自然歯(天然歯)に金具で固定するもので、取り外しができます。

入れ歯での生活

新しい入れ歯に慣れるまでの間は、定期的にかかりつけの歯科医を受診して、疑問点について答えてもらうとよいでしょう。入れ歯を合わせた直後の頃は、口の中で落ち着くまで5~8時間かかります。最初は違和感があり、下側は筋肉や舌がその状態に慣れるまでゆるいと感じるかもしれません 。

最初は一日中入れ歯を装着するようにアドバイスされるかもしれません。最初の慣らしの段階では少し痛みを感じるかもしれませんがそれは普通のことです 。ただし、もし痛みが続くようなら、かかりつけの歯科医に連絡してください。

入れ歯に慣れる

新しい入れ歯には間もなく慣れて、自信を持って笑える毎日を取り戻すことでしょう。しかし、入れ歯に慣れるまで、短期的に忍耐と少しの練習が必要かもしれません。その期間には次のようなことを経験する可能性があります。

  • 一時的に唾液の量が増えることがあります 。
  • 少し刺激感や痛みを感じるかもしれませんが、時間とともに和らぎます。
  • 一部の食べ物は最初咬むのが難しいかもしれません。入れ歯に慣れるには、初めはやわらかい食べ物 から試すとよいでしょう。かかる圧力が均等になるよう、意識して口の両側を使って咬むようにしましょう。
  • 初めて入れ歯を装着したとき、口の中にものが詰まったように感じることもよくあります。それでも入れ歯を外さないようにしてください。呼吸法やリラクゼーション法で気持ちを入れ歯からそらすと、気分が落ち着いて楽になります。装着している間は好きな音楽を聴くようにしたり、いったん入れ歯を外して別のことに意識を集中させたりすることもできます。

入れ歯を装着して話す 練習も必要かもしれません。鏡の前で、音読したり、発音しにくい言葉を声に出して言ったりすると、すぐに他の人との会話に自信が持てるようになるでしょう。入れ歯の装着に慣れるまでの間、入れ歯安定剤を使うと安定度が増して楽になるという人もいるため、かかりつけの歯科医と相談するとよいでしょう。

日々の活動でどこに行くにしても、あなたが新しい入れ歯を慣らしていることをほかの人に知らせる必要はありません。いつものように、遊びや仕事、毎日の活動を続けることができます。