悪玉菌と善玉菌について知る
驚かれるかもしれませんが、お口の中には無数の細菌が存在します。お口の中を清潔で良好な状態に保つためには、良い細菌が必要です。しかし、歯に害を与えたり、ムシ歯の原因となる有害な細菌も存在します。部分入れ歯を使うと、有害な細菌が増える可能性があります。
細菌をコントロールするためには、善玉菌と悪玉菌の違いと、その増殖を抑える方法を知り、悪玉菌の除菌に必要なものを知る必要があります。
なぜ細菌は口内を好むか
お口の中のように湿って温かく密閉された環境は、細菌の増殖に最も適しています*1。
頬の内側の粘膜や舌、歯グキの表面など、細菌により好む場所は異なります。歯と歯ぐきの間に生息する細菌が増殖すると、歯肉炎やムシ歯、さらに悪い症状が生じる原因となります。また、歯面や歯間、歯内を好む細菌もいます。
部分入れ歯を使用することで、細菌が増殖するリスクが高くなります。なぜならば、細菌が付着する部分が増え、また、部分入れ歯と今ある歯(残存歯)の隙間には細菌の餌となる食べかすが溜まりやすくなるためです。
善玉菌
善玉菌は、消化を助けたり、免疫システムを強化するなど、体と、その機能にとって非常に有益なものです。
悪玉菌
部分入れ歯を使い始めると、お口の中で増殖した有害な細菌が、歯周病や歯垢、ムシ歯のリスクなどの原因となる可能性があります。
口内の悪玉菌が増殖する理由
- 部分入れ歯が適切に洗浄されていない
- 今ある歯(残存歯)が適切に手入れされていない
- 部分入れ歯を外した時に汚れた場所に保管している
- 手を洗わずに部分入れ歯に触れている
目には見えないリスク
部分入れ歯(そして、お口の中全体)は、目に見えない悪い細菌で覆いつくされることがあることを覚えておいてください。つまり、部分入れ歯の見た目のきれいさや、そう感じるというだけで安心することはできません。目ではきれいに見えても、除菌できる洗浄剤で洗浄しない限りは細菌は増殖し続けます。これが、部分入れ歯を洗浄するために、ただ水に浸すだけではなく(これでは除菌できません)、ポリデントデンタルラボ泡ウォッシュや超音波洗浄器を使うことをお勧めする理由です。
悪玉菌をストップ
人生における多くのことと同様に、方法さえわかれば簡単です。良好な衛生状態は、部分入れ歯をきれいにし除菌するオーラルケアから始まります。
部分入れ歯の方のことを考えて、部分入れ歯の洗浄には、ブラッシングとともに1分でニオイの原因菌の99.99%を除菌*2するポリデントデンタルラボ泡ウォッシュや、プロフェッショナル洗浄*3の超音波洗浄器をお使いください。研磨剤を使用していないため、普通のハミガキのように部分入れ歯の表面の傷と雑菌繁殖の原因を作ることなく、部分入れ歯を守ります。
*1 What are bacteria. Bacteria in the mouth. Taken May 2019 http://www.whatarebacteria.com/bacteria-in-mouth/
*2 ニオイの原因菌。GSK調べ(in vitro).
*3 超音波による洗浄